人は、外界からの情報の約8割を目(視覚)から得ています。
この膨大な情報量を考えると、鼻(嗅覚)や耳(聴覚)など他の五感に比べると、目は最も重要な感覚器官であると言っても過言ではないでしょう。
そんな大切な感覚器官であるからこそ、ちょっとした症状や、ほんの少し気になることがあれば軽視すること無く、必ず眼科を受診していただきたいと思います。
ほとんど自覚症状の無いままに視力が大きく低下していたり、視野狭窄(見える範囲が狭くなる)が進んでいたりするケースも少なくありません。
受診が早ければ早いほど、病状を早く改善したり、進行を食い止めたりすることができます。
病状が進行してから治療するよりも、治療にまつわる患者様ご自身の負担もずっと軽くなります。
目の病気が重症化することによって仕事や学業、日常生活などに支障を来たすようなことが無いよう、ためらうこと無く眼科を受診してください。